菅野美術館

宮城県塩竈にある個人の美術館です。

山の方にあるのであまり行く機会が無く行っていませんでしたが、展示会があるということで先日大学の友人と行ってきました。
内観はホワイトチョコレートを思わせるデザインで、とても建築に力入れてたものと伺えます。

展示作品に関してはアート的にはちょっと古い時代の作品が並んでいて、最初は受け入れられませんでした。でも見るうちにひとつ一つの作品に力があり引き込まれるような感じがありました。この展示作品は銅を使ったブロンズ像が主流で、不思議な世界観を独特な曲線で作り上げていました。＊ブロンズというのは銅を石膏でつくった型に流し込みつくるものです。

古風なイメージがあるので落ち着いている５０以上の年齢の方におすすめです。

菅野美術館　http://www.kanno-museum.jp/

所在地
〒985-0042
宮城県塩竈市玉川3-4-15
tel. 022-361-1222
fax. 022-361-1223

開館時間
10時〜17時（入館受付は16時30分まで）

休館日
毎週月曜，火曜　（ただし月曜祝日の場合は開館し，火曜水曜休館）
※企画展前後の展示替え期間、年末年始なども休館となりますので、
お問合せ下さい。

入場料　常設展と企画展を交互に開催しております。
常設展期間：一般300円，大学生・高校生200円
企画展期間：一般500円，大学生・高校生300円
※中学生以下は無料です。

交通案内
JR東北本線塩釜駅より徒歩10分。タクシー利用で3分。 

  □企画展□
「淀井敏夫展」

１０年４月１０日(土)ー６月２７日(日)
開館時間：１０時〜１７時(入館受付は１６時３０分まで)
休館日：月曜・火曜
（※４／２９〜５／５のGW期間中は休まず開館し、５／６、７休館）

観覧料：一般500円/大学・高校生300円/中学生以下無料
※お車でのご来館はご遠慮ください。

主催：財団法人　菅野美術館
協力：あさご芸術の森美術館
後援：塩竈市／塩竈市教育委員会
この 度、あさご芸術の森美術館のご協力により、「淀井敏夫展」を開催致します。
海、光、風ー。これは、淀井作品に多く用いられるモチーフであり、作品から 感じられるイメージです。
港町塩竈にあり、遠景に太平洋を望む当館は、自然光を多く取り入れた建築で もあります。海と光、そして、美術館入り口に続く階段から塩竈の町を眺めた時、心地よく吹き抜ける風ー。
本展覧会では、海、光、風の３つの要素を大切にしながら、作者の制作の変遷 も垣間見える展示を目指します。
晩年、淀井は、野外展示の作品にも力を注ぎました。当館の白亜の多面体に包 まれた建築の、野外でもなく、それでいて暗い屋内でもないユニークな空間で、柔らかな光を浴びた作品群が、また新たな一面を披露することでしょう。
仙台市の「彫刻のあるまちづくり」の第２期に、その作品「飛翔する鳥と少 年」が設置されながら、これまで宮城県でまとまった展覧会が開かれて来なかった淀井敏夫。生誕１００年を来年に控え、本展が、淀井の制作活動とその想いを 伝える機会となれば幸いです。