簡単に理解できるように情報を提供してるサイトはあるけど今イチわかんないよね。
たくさん勉強しましたが、大雑把にしかわかりません。というか、大まかな部分しか理解できないはずなんです。
見る人、作る人によってアートの考えが違うのですから一律にはいえません。
勝手にわかりやすく大まかにまとめました。
1、アート=表現
アートが表現というのであれば、どこまでなんて言う話は意味をなしません。今生きてる人が作る作品も1000年前の人が作る作品も価値は変わらないはず。しかし欠点はあります。
作品と思って作ったか趣味で作ったかなんて関係ありません。生み出されたもの=アートという概念は真剣に作ってる人からしたら酷ですね。
デザインもイラストも建築も車も家具も小物も映像もアニメも何もかも。
美しいもの、美しいものを作る為の技法=アート という考え。
綺麗じゃなきゃ駄目みたいなのがある概念ですね。そういう人は会田誠の作品(縄文式怪獣の雲古)みたいなのは受け入れられないでしょう。
3、アート=遺産
4、アート=新しいもの
これに関しては商業的なデザインのイメージがあります。コンセプチュアルアートみたいな。
5、アート=第六感
6、アート=作家のオナニー
自己満足=アートという考えですね。全然認められなくても作ってる事が快感なんです。それとは別に、作り終わった後の達成感ですね。なので、このような作家に褒め言葉は意味をなさないでしょう。
作家自体は次何作ろうな〜って考えてます。こういうアーティストは重宝されます。観る人が何も言わない方が良い作品作ります。
7、 アート=金持ち道楽
こういう考えの人は基本アートなんて観ないでしょうね。金持ちが○億とかで落札するのを観ると「世も末」だと思いますよ俺も。
でも、その人たちがいるからアートが売れるんでしょうね。といっても、若手の作品はすげー安いです。問題は「売れてもアーティストにほとんど金が入ってこない」です。転売する人がより高い値段でって感じでウハウハなんです。
バブル時代に日本人は国外の作品や海外の日本の作品 を買いあさったそうですが、バブル崩壊後、即座に売りに出した人が横行したそうです。要は金とステイタスなんですね。
でこれが160億円。吐き気がします。
世界で最も高価な絵画
8、アート=文化
これはあやふやです。しかし、公共の場では基本的に文化的活動と取られます。今では許容範囲は広がりましたが、昔は現代アートやおたくのアニメは認められていませんでした。これが国や企業からの助成金の申請にとても大きな影響を及ぼすんですわ。
9、アート=海外の文化
よく日本人は何の業界でも逆輸入の日本人を重宝します。「海外で賞を取りました」とか「世界に認められている」というとさぞ良い物だと勘違いするんです。主体性に欠けるのは敗戦の影響という人がいますが、無きにしもあらずですね。現代アート業界は日本の出る杭は打ちまくる文化には合わないんでしょうか?
10、アート=未知
遠い存在。意味が分からないもの。理解できないと思い込んでいるんですね。アートじゃなくても、コミュニケーション上、人と人は100%までは解り合えないわけですから、解んなくても知りたいと思う作品ではアーティストに直接聞いてみてほしいです。知る事で作品が好きになるかもしれないし、その人と仲良くなるだけでも良いんじゃないでしょうか。アーティストが訳のわからない言葉を使っていたら、「なにを言ってるのか解らない」と正直に言ってあげましょう。アーティストはあまり自分に気づいていません。
こんな感じにまとめてみましたが、要するに人によって見方は自由だと言う事を知ってほしいんです。
題名に「アートで生き残る方法」と書きましたが、自分が生きる為には、まずたくさんの人にアートを知ってもらう事が大事だと思うんです。環境には教育を。生活にはアートを。
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